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MOTTAINAI

2024-01-23
コンコルドの誤謬という言葉があります。

かつて、イギリスとフランスの共同プロジェクトとして
”コンコルド”という超音速旅客機の開発をしていました。
実は、両国とも早い段階からこのプロジェクトでは採算が取れないことに気付いていました
それなのに両国は大量の資金を投入し続けました。

その理由は「このプロジェクトに投入し続けた大量の資金が無駄になってしまう」という、
いわゆる「もったいない」精神が働いてしまったからでした。

人はお金にかかわらず(時間、労力、愛情など)投資すれば投資するほど、それがもう何の意味も持たない場合であっても
それを続けたい、続けなければいけない、という要求が高まってしまうそうです。
これを「コンコルドの誤謬」「コンコルド効果」などと呼ぶそうです。
ちなみに「誤謬(ごびゅう)」とは、「間違い」「一見正しく見えるが間違っている判断」などの意味があります。

これはかなり被害が拡大してしまった怖い例ですが、(この時は国の面目を保つためというのもあったようですが)
この言葉を知った時「なるほどなぁ……」と妙に納得してしまいました。
たしかにずっとずっと続けているものって
「今更やめるのもなんか違う気が……」と思うことも多いよな、と。
もちろんそれが正しい事もあると思いますが、大事な事を見落とさないようにしないといけませんね。
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